【監視者たち】面白かった
映画のレビュー記事です。
映画、監視者たちを見たので感想を書くことにしました。
韓国で観客動員数500万人を超えた大ヒット作です。
この映画は私に韓国映画ってこんなに面白いんだ、と教えてくれたように思います。
韓国はあまり映画のイメージがありませんでした。映画というよりドラマ。中でも長編ドラマが多いイメージ、財閥とか、貧富の差がある恋愛ものが有名であるという認識でした。
しかし、この映画はミステリーアクションというジャンルに分けられます。どちらかというとアクション多めです。
警察が犯人を追うため、ハラハラするシーンもいくつかあります。暴力的な場面も多々あります。そこで突拍子もない技が披露されたりはせず完全に人と人のアクションシーンで、逆にそれがリアルで思わず息を呑んでしまいます。
登場人物のセリフや行動からたまに韓国の警察の常識を知ることができてそこも面白かったです。
主人公の快活なキャラクターと登場人物の個性や能力がとても映画の良さを引き立たせています。
ずっと張り詰めた空気感ではなく、たまに入るコメディっぽい要素も面白くて最後まで飽きなかったです。
また字幕版では日本語でセリフが出てきますが昔韓国で流行ったドラマのセリフ?を冗談で使った?ようです。これは全く分かりませんでした。(なんでそのセリフだけ日本語⁈ってなります。)
ストーリー展開の見せ方がうますぎます。
気づいたら見入ってしまっていました。
アクションかと思いきや、かなり頭脳戦で戦略的に犯人と駆け引きするような展開もあり単調には物語が進まないところも面白いです。おすすめです。